第1シードの伊藤美誠(21=スターツ)が芝田沙季(24=日本ペイントマレッツ)に3-4で敗れ、準々決勝で姿を消した。

先にマッチポイントを握りながら逆転された。強気のフォアハンドで一度は追いついたが、再び逆転されて11-13で最終ゲームを落とした。試合後「海外とは違う、国内での自分の実力を知れた」と冷静に振り返った。「日本人の我慢してくるタイプにまだまだうまくいかない点がいっぱいあった」と課題も口にした。

今大会はパリ五輪選考ポイント対象試合となっているが選考方法について、正式には決定していない不透明な状況。「早く決まったらすぐに伝えてほしい、それが選手の願い」とコメントした。