バレーボールの男子世界選手権で、惜しくも8強入りを逃した日本の石川祐希主将(26=ミラノ)が8日(日本時間)、胸の内をつづった。

自身のインスタグラムを更新。

「世界選手権、ベスト16で終えました。ベスト8という目標が達成できず、本当に悔しいです。これが今の僕たちの力。この結果をしっかり受け止めてさらに強くなります」

日本はスロベニアのリュブリャナで開催された5日の決勝トーナメント1回戦で、昨夏の東京オリンピック(五輪)と今夏のネーションズリーグを制したフランスにフルセットの末に2-3(17-25、25-21、24-26、25-22、16-18)で惜敗。最終セットは3度のジュースに持ち込む激闘だった。

日本バレーボール協会の公式ツイッターによると、日本は全員で集合写真を撮影して現地で解散した。

石川は「今季の代表活動も終わりました。たくさんのご支援、ご声援ありがとうございました」とした上で、「VNL(ネーションズリーグ)、世界選手権を通して昨季より成長した日本チームを見せることができたと思います。それでも今回勝ちきれなかった。目標達成できなかったことが何より悔しいです。もっと上に行くために、強くなるために成長し続けます」(原文まま)と記した。

7月に左足首を負傷し、復帰したばかり。それでもフランス戦は、西田有志(22=ジェイテクト)の31得点(両チーム最多)に続き、石川は22得点を記録した。

24年パリ五輪でのメダル獲得へ。石川を中心とした日本は、さらなるレベルアップを目指す。