ラグビー日本代表(世界ランク10位)は20日、フランス・トゥールーズでフランス(同2位)との欧州遠征「リポビタンDツアー2022」最終戦に臨む。18日は現地で調整し、メンバーを発表。先発を5人入れ替え、ハーフ団はホテルでも同部屋というSH斎藤直人(25=東京サントリーサンゴリアス)、SO李承信(21=コベルコ神戸スティーラーズ)で形成した。
◇ ◇ ◇
欧州制覇5度の強豪として知られるフランス1部トゥールーズ(スタッド・トゥールーザン)の練習場。その場所で戦術の確認を終えた若き司令塔が、2日後の大一番へ意気込んだ。10月29日のニュージーランド戦(31●38)、10月13日イングランド戦(13●52)で控えに回った2人。まずは斎藤が自信をにじませた。
「イングランド戦でああいう結果になったけれど、プランを信じてやり切れば、通用する部分は多いと感じています。(李とのコンビは)前回も一緒に9(番)-10(番)でやった。ビデオを見ながら、イメージの共有もしやすいです」
22年に入り、李は初めての代表入り。15-20と追い詰めた7月9日フランス戦(東京・国立競技場)も斎藤と先発でコンビを組んだ。ホテルが同部屋で「いいコミュニケーションを取っている。ラグビー以外は…いろいろ恋愛話とかもしています」と笑った年下の李も、斎藤を信頼している。
「まずはテンポが早くて、自分としても外に回したい時に(ボールを)供給してくれている。すごくコントロールして、リードしてくれます」
鍵を握るのはボールを持った際にキックを使うのか、保持をしながら攻めるかの判断。李は「キックカウンターや、速いラグビーでボールを動かせばいい攻撃ができる。イングランド戦はマイボールをキープできているのに、守りに入った。そこは思い切ってモメンタム(勢い)を作っていきたい」と誓い、過去1分け11敗の強敵に立ち向かう。(トゥールーズ=松本航)
◆日本代表登録メンバー
〈1〉稲垣啓太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)
〈2〉坂手淳史(主将、埼玉パナソニックワイルドナイツ)
〈3〉具智元(コベルコ神戸スティーラーズ)
〈4〉ワーナー・ディアンズ(東芝ブレイブルーパス東京)
〈5〉ジャック・コーネルセン(埼玉パナソニックワイルドナイツ)
〈6〉リーチ・マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)
〈7〉ピーター・ラブスカフニ(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)
〈8〉姫野和樹(トヨタヴェルブリッツ)
〈9〉斎藤直人(東京サントリーサンゴリアス)
〈10〉李承信(コベルコ神戸スティーラーズ)
〈11〉シオサイア・フィフィタ(花園近鉄ライナーズ)
〈12〉中村亮土(東京サントリーサンゴリアス)
〈13〉中野将伍(東京サントリーサンゴリアス)
〈14〉ディラン・ライリー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)
〈15〉山中亮平(コベルコ神戸スティーラーズ)
〈16〉堀越康介(27=東京サントリーサンゴリアス)
〈17〉クレイグ・ミラー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)
〈18〉竹内柊平(浦安D-Rocks)
〈19〉ビンピー・ファンデルバルト(浦安D-Rocks)
〈20〉テビタ・タタフ(東京サントリーサンゴリアス)
〈21〉流大(東京サントリーサンゴリアス)
〈22〉中尾隼太(東芝ブレイブルーパス東京)
〈23〉松島幸太朗(東京サントリーサンゴリアス)


