コベルコ神戸スティーラーズが、屈辱の3連敗を喫した。

前半こそ14-9とリードしたが、後半にトヨタのドライビングモールを止められずに勝ち越しを許した。その後、ゴール前まで攻め込みながらもミスの連続だった。

終盤には超異例の展開で、相手が3人もシンビン(一時退場)。15-12の数的優位になりながら、逆にダメ押しトライを奪われた。

ニコラス・ホルテンHC(ヘッドコーチ)は「何も言い訳はできない。特に後半、トヨタの方が強かったということ。現段階でこれ以上、言えることはない」とため息をはいた。

南アフリカ代表経験のあるフランカーのマルセル・クッツェーは「自分たちのアタックの精度があまりにも悪かった。最初の10、15分。相手にスキを与えてしまった。選手の自己責任だ」と厳しく指摘した。

4連敗中だったトヨタに完敗し、同HCは「間違いなくいい状況ではない」とバッサリ。

2勝4敗で8位に後退し、優勝争いから大きく離された。