ロコ・ソラーレのセカンド鈴木夕湖(31)が、試合中に転倒するハプニングが発生した。

第1エンド序盤、相手選手がストーンを投じたのをシート脇で見守った直後にそのハプニングは起きた。自分が投じる位置に移ろうと氷上に足を乗せた鈴木が、つるりと滑って転倒。大事には至らなかったようで、すぐ立ち上がって恥ずかしそうに笑った。

相手チームがスイープ中に大きな音を出してしまったためか、ロコ・ソラーレのチームメートは相手チームに「驚かせてごめん」と申し訳なさそうに声を掛けた。

鈴木は直後に自身のストーンを投じるなど、最後まで元気にプレーを続け、チームの勝利に貢献した。

試合後に鈴木は「ちょっとぼーっとしていたのか、転んでしまいました。右足がすべっちゃいました」とと照れ笑い。「体は大丈夫です」と元気な声で話し、転倒直後の1投は「シンプルなショットだったので、しっかりと投げ切れました」と振り返った。

30日の北海道銀行戦では、スキップの藤沢五月(31)がストーンを投じる際に転倒。「厄年全開でいってしまいました」と苦笑いを浮かべていた。藤沢と同学年の鈴木も厄年にあたる。鈴木は「すべてを厄のせいにし、厄を笑いに変えることを今シーズンの目標にしている。ハプニングが起きたらぜんぶ笑いに変えようと思っています」。いつものように、明るく話した。