ジャパンラグビーリーグワンの日野レッドドルフィンズが3日、オンラインで「不祥事に関する記者会見」を開いた。

1日の文春オンラインで「合宿打ち上げで別府のスナックでお触り、店破壊に虚偽説明も…日野自動車ラグビー部が600万円請求された」と報道され、急きょ説明と謝罪の場を設けた。

昨年10月31日に合宿中だった大分県の飲食店を選手23人、スタッフ1人の24人で訪問した際に、選手7人が飲酒し、事件を起こした。

事実として説明したのは主に以下の4点。

<1>服を脱ぐ

<2>セクハラ行為を行う

<3>酒、グラスなど物品を破損する。

<4>他チームの名を騙(かた)る

選手7人には大分から帰京後に、行為の度合いにより数日間の活動停止処分を行った。その後、試合にも半数以上は出場していたとした。

週刊誌では物品補償に300万円を支払い、さらに300万円を追加請求されたと報じられたが、志賀得一部長は「第三者による見積りに基づき、支払いをさせていただきました。その後、先方様からの本件に関する請求などはございません」と否定した。金額については明らかにしなかった。

日野は2日に公式サイトで謝罪。この日から無期限で活動停止することも決め、4日に開催予定だった清水建設江東ブルーシャークス戦を辞退し、リーグは試合中止を決めていた。