フィギュアスケート女子で明治大3年の本田真凜(21=JAL)が26日、切磋琢磨(せっさたくま)してきた先輩らに感謝を伝えた。

明治大、法政大の選手が中心に演技するアイスショー「明法オンアイス」(東京・ダイドードリンコアイスアリーナ)に出演。紫の衣装を着て、かつてショートプログラム(SP)に用いた「ザ・ギビング」を演じ、全身をしなやかに使った表現で観衆を魅了した。

フィナーレ後には明治大、法政大、ゲスト参加した日大の4年生が一列に並び、後輩たちが花束を手渡した。本田はノービス時代から競技会で競演してきた、22年北京五輪(オリンピック)団体銅メダルで明治大4年の樋口新葉(22)と向き合った。2人は笑顔を見せ、節目のアイスショーを締めくくった。【松本航】