神戸大が10-0で白星を挙げた。
得点が入らず苦しい展開。第2クオーター(Q)7分37秒にK長尾涼平(3年)が33ヤードのFGを決めて先制するも、その後は点数は動かない。
それでも、第4Q8分48秒にQB栄大志(3年)が自陣20ヤードからWR岡田堂生(3年)にパスを通した。岡田が独走し、エンドゾーン左を駆け抜けてTD(タッチダウン)を奪った。
貴重な得点に貢献した岡田は「絶対とるぞ、という気持ちでとりに行って、その後はどちらかというと安心してた」とにっこり。
183センチ、85キロと大柄ながら、40ヤード走は4秒7。走力には自信がある。
「それまでうまいこといってなかったので、良かったです」。勝利に貢献できたことを喜んだ。
岡田は、ヘルメットの中に収まりきらない、肩下まである長髪が特徴だが、その姿は見納めだ。
「(髪の毛を)寄付するつもりでずっと伸ばしてたんですけど、髪が傷みすぎててできないらしいので、もう切ります」と照れ笑い。
今季は、新しい姿で活躍を目指す。【竹本穂乃加】