世界ランキング8位の日本が6大会連続オリンピック(五輪)出場へ快勝発進した。

来夏のパリ五輪予選を兼ねるW杯初戦で、同29位のペルーに3-0(25-9、25-19、25-15)で勝利。1992年バルセロナ五輪以来となる開幕1年前での出場権獲得へ勢いをつけた。

司令塔のセッター関菜々巳(24=東レ)は効果的にトスを散らし、得点を引き出した。「ほっとしたっていう気持ちが一番大きいです。しっかり感覚をつかむためにも、自分としては真ん中からライトゾーンというのを意識してやっていました」と振り返った。

19年に初めて代表入り。東京五輪メンバーから外れるなど挫折も味わったが、昨年の世界選手権では全試合にスタメン出場し5位に貢献した。今年のVNLでも勝負どころを任され、真鍋監督からはW杯バレーに向け「今はVNLよりコンビの精度もはるかにいい」と爆発を期待されている。

チームには序盤から緊張感も感じされた。「3-0で勝ち切れたっていうところはすごく良かったな」とする一方で「トスが近くなるシチュエーションもあったので、そこは課題」と修正点も見つめた。

トレードマークの笑顔が見られる場面も多かった。コンディションが良さそうだと問われると「はい!」とほほを緩めていた。

◆パリ五輪への道 パリ五輪出場枠は開催国フランスを含む12。五輪予選のW杯バレーは、世界ランキング上位24カ国が8カ国ずつ3組に分かれ、日本など3都市で対戦。各組上位2カ国の計6カ国が出場権を獲得する。残る5枠は、来年のVNL予選ラウンド終了時の世界ランキングにより決定し、W杯バレーで出場を決めた6カ国+フランスを除く世界ランキング上位5カ国が出場権を得る。日本がW杯バレーで獲得を逃した場合は、来年のVNLに出場しランキングのポイントを重ねていくことが必要となる。

【バレー】日本女子W杯白星発進!パリ五輪切符獲得へ弾み/詳細