6大会連続オリンピック(五輪)出場を目指す世界ランキング8位の日本が開幕2連勝を飾った。来夏のパリ五輪予選を兼ねるW杯第2戦で、同19位のアルゼンチンに3-0で勝利。初戦の前日16日のペルー(同29位)戦に続くストレート勝ちで、1992年バルセロナ五輪以来となる開幕1年前での出場権獲得へ勢いをつけた。

ペルー戦最多14得点のエース、古賀紗理那(27)が相手の徹底マークで第2セット中盤まで無得点。そんな苦しい試合でシンデレラガールになったのは181センチのミドルブロッカーの宮部藍梨(25)だった。第1セットから要所でスパイク、ブロック、サービスエースを決めて13得点と活躍した。

圧巻は競り合いになった第3セット。8-7から2メートル77センチの高い打点のスパイクをクロスに決め、9-9からレフトからクロスをたたき込み、11-11からサービスエースを決めた。ここ一番の勝負どころでチームを救うポイントを重ねた。

もともとアウトサイドヒッター。「最近はミドルブロッカーで練習していたので、サイドに開いて打つのは気持ちいいと思って打ってました」と笑顔を見せた。ブロックポイントでも3得点。「しっかり練習してきたことが点数になって試合に表れて自信になる。次につなげたい」。

世界ランキング1位のトルコ(23日)、同4位のブラジル(24日)との対戦が控える大会後半の正念場へ、日本にとって宮部が心強いシンデレラになりそうだ。

 

◆パリ五輪出場枠 開催国フランスを含む12。五輪予選のW杯は世界ランキング上位24カ国が8カ国ずつ3組に分かれ、総当たりで対戦。女子は中国(プールA)、日本(同B)、ポーランド(同C)で開催されており、男子はブラジル(同A)、日本(同B)、中国(同C)で30日に開幕し、男女いずれも各組上位2カ国の計6カ国ずつが出場権を得る。残る5枠は、男女ともに来年のネーションズリーグ(VNL)予選ラウンド終了時(6月)の世界ランキングで決定。日本がW杯で出場権を逃した場合は、VNLに出場し、ポイントを重ねてランキングをより上位に上げることが必要。W杯での大陸別の切符獲得状況も、重要な要素となる。

【バレー】日本女子W杯2連勝!パリ五輪出場へ前進 アルゼンチンにもストレート勝利/詳細