セッター山本龍(23=ブカレスト)が、途中出場から気を吐いた。
第3、第4セット(S)はともにエジプトにリードされる展開で投入され「雰囲気を絶対変える、勝つということを意識してやっていた」と強い決意でコートに立った。
正確なトスで日本の攻撃を後押した。最終第5セットは開始から出場するも、悪い流れを断ち切ることができず、初黒星となった。「やっぱり勝負の世界なので勝ちきれないのが悔しい」と振り返った。
今大会は関田の控えという立場だが、「せきさんという絶対的指令塔がいる中で、自分がもう少し手助けができたら」と自身の役割を理解する。「各国のセカンドセッターもすごくレベルが高い。今日は助けられなくて悔しいです」。この経験を糧に強くなる。