11月4、5日の第6節、横浜ビー・コルセアーズは仙台89ERSと1勝1敗。第1戦は54-85の大敗。仙台の堅守を前に今季最少得点に終わり、現在1試合平均24・0得点(第6節終了時点)と、B1リーグ首位を走る日本代表PG河村勇輝(22)も今季最少の13得点に抑えられた。
第1戦を終えた河村は「チームとして、簡単なターンオーバー(ミスによる攻守の入れ替え)でイージーなバスケットをさせてしまったことが大きな原因」と敗因を分析した。ターンオーバーは15個。「この数だと自分たちの本来のバスケットにはならない。戦術どうこうよりも1つのボールを大切にする気持ちだったりとか…。僕を含め、この試合は足りていなかったんじゃないかなと思います」。仙台の堅守に苦しんだこともそうだが、何より気持ちの面で横浜BCのバスケットを遂行できなかった悔しさが残った。
第2戦に向け、「ターンオーバーやディフェンスがうまくいかなかったのは、コミュニケーション不足があると思う。でも、今日の(負けた)原因は1日で改善できると思っている」と反省。「また、明日チームとしてカムバックしたい」と強調した。
第2戦、横浜BCは延長の末、仙台を87-84で下した。課題だったターンオーバーを8個に抑え、「1つのボールを大切にする気持ち」でも仙台に勝った。72-75で迎えた第4Q残り8秒、河村が放った3点シュート(3P)は外れたが、杉浦佑成(28)がボールをペイントエリアからかき出して、再び河村へ。残り4秒、河村の手から放たれた3Pは大きな弧を描いて、リングに吸い込まれた。
延長でも84-83の残り23秒に2点シュートを決め、勝利を引き寄せた。両軍最多の34得点7アシストと爆発。第1戦は2桁得点をマークしたのが河村1人だったが、第2戦は5選手が2桁得点をマーク。これが勝因となった。「バスケットは1人じゃない」。チームバスケットで第2戦を制した横浜BC。チームがあってこそ「河村勇輝」が輝く。


