12月9日に発足3季目が開幕するラグビーのリーグワン1部で初優勝を目指す東京サントリーサンゴリアス(東京SG)の田中澄憲監督(47)が14日、新シーズンを待ちわびた。

東京・府中市内で練習を公開。今季のスローガンに「THIS IS SUNGOLIATH」を掲げ「『これがサンゴリアスだ』というのを毎試合、見せていきたい。ボールを持っている時に相手の脅威になる。ボールを持っていない時にも、どうアグレッシブに取り返せるか」と力を込めた。

チームには10月に閉幕したW杯フランス大会で南アフリカの2連覇に貢献したWTBチェスリン・コルビ(30)、準優勝したニュージーランドの主将でフランカーのサム・ケーン(31)らが加入する。田中監督はケーンに関して「FWも若い選手が多い。次のリーダーが、彼を見ながら成長してほしい」と期待し、コルビについては「トライをたくさんしてほしい。松島(幸太朗)、(尾崎)晟也とともに、相手からしたら脅威になる。見ていても楽しいと思う。キックが増えている中で、蹴られた後、どう攻撃するかの選択肢が増える」と世界的スター加入による効果を挙げた。

すでに日本代表組も合流。この日は別メニューで調整したFB松島幸太朗(30)は「間に合う方向です」と開幕の昨季王者クボタスピアーズ船橋・東京ベイ戦(12月10日、東京・秩父宮ラグビー場)を見据えた。右膝と左肩の負傷から徐々にトレーニングの強度を上げており「このチームでどうやって優勝するかにフォーカスしている。個々の頑張り次第でチームは変わる。『優勝を目指している』と自信を持って口に出せるようにしていきたい」と引き締めた。【松本航】