世界選手権銅メダルで世界ランク5位の早田ひな(23=日本生命)が、中国の難敵から7戦目での初勝利を逃した。

過去6戦全敗、21年東京五輪(オリンピック)金メダルで同3位の陳夢(29=中国)と対戦。2-3(5-11、17-15、11-7、8-11、7-11)で屈した。第1ゲーム(G)を落として迎えた第2Gは14-15とゲームポイントを握られてから、3連続得点ではね返した。

第3Gは相手にミスも目立ち始め、主導権を握って奪い、2-1。だが、そこから2ゲームを連取され「1球の迷いが勝負を分けた。今までは1~2本の差。今日はラリーをやっている1球の差。できるはずなのに、できなかった。たぶん『できる』と思っているからこそ、悔しいと思う。自分自身が今日の結果に納得していないからこその、涙だと思います」と目を潤ませながら振り返った。

早田は24年パリ五輪(オリンピック)選考レースで790・5点を記録し、2位の平野美宇(木下グループ)と304・5点差と独走状態。今大会は中国トップ3(対戦時の世界ランク上位3人以内)に勝利時のみ、選考ポイントも10点が加算される。対象となった一戦で敗れはしたが、パリ五輪へ大きな経験値を積んだ。

【卓球】パリ五輪代表争い1番手の早田ひな 世界ランク3位の陳夢に敗れるも独走状態>>