21年東京五輪(オリンピック)銅メダルで世界ランク10位の伊藤美誠(23=スターツ)が、日本勢唯一の8強入りを決めた。
同11位のアドリアナ・ディアス(23=プエルトリコ)を3-1(11-6、9-11、11-3、11-5)で下した。体調不良の中で奮闘し「今日も3時間おきに起きて、熱を測ったりして…。熱はないけれど、まだ喉があんまり良くなくて…。その中でディアス選手に勝つことができて、明日も試合ができるのがうれしいです」と振り返った。
16日の準々決勝では1回戦で早田ひな(日本生命)を破った21年東京五輪金メダリストの陳夢(29=中国)と対戦。世界ランク3位の強敵に勝利すれば、24年パリ五輪(オリンピック)シングルス選考ポイントで貴重な10点を加えられる。
重要な一戦に向けて「最近1ゲームもなかなか取れない。まずは1ゲームを頑張って取りたいと思います」と意気込んだ。
◆24年パリ五輪代表争い シングルス代表枠は2。約2年間の選考レースで残す大会は来年1月の全日本選手権(優勝120点など)のみ。ポイント上位2人が選出され、女子は1番手独走の早田が決定的。2枠目を2番手の平野、3番手の伊藤が争う。3人で構成する団体戦出場枠を獲得できた場合、残り1人はシングルスで選出した2人とダブルスが組め、団体戦での活躍が期待できる選手に決まるため、5番手の張本は「いけるところまでいきたい」とアピールを目指す。今大会は世界ランク上位16人が出場。同上位3人以内の中国勢に勝利時のみ、五輪選考ポイントで10点(準決勝と決勝は15点)が入る。選考レース2番手の平野は同ランク17位のため出場していない。
◆パリ五輪シングルス選考ポイント上位(12月11日時点)
〈1〉早田ひな 790・5点
〈2〉平野美宇 486点
〈3〉伊藤美誠 451・5点
〈4〉木原美悠 354点
〈5〉張本美和 330・5点


