冬の国内開幕戦でレジェンド葛西紀明(51=土屋ホーム)が合計216点で4位に入った。1回目K点90メートルをマークして4位につけ、降雪の悪条件での2回目は86・5メートルで順位をキープした。3位まで3・5点差。飛距離換算では1・75メートル差でわずかに表彰台に届かず「あのジャンプでこの順位なら満足している。いいジャンプを続けられたら表彰台に行ける手応えはあった」と納得していた。
冬シーズンの初戦の飛躍は「ちょっとイマイチだった」。2回とも飛び出した瞬間にスキー板が下方向へ動いてしまってロスした。ただ、踏み切り台への力の伝え方は「当たってる感じがあるので、飛距離は伸びる」とうなずく。一連の動作がかみ合えば、表彰台に立てた自信があっただけに「ちょっともどかしい感じのテークオフ」と残念がった。
4季ぶりW杯出場を目指すシーズンがスタートした。世界最多のW杯通算569試合出場を誇るレジェンドは「W杯メンバーに入りたい」と目標を掲げる。この日と同じ会場で行われる17日の吉田杯も小林陵侑ら海外遠征メンバーは不在。表彰台、優勝のチャンスも狙える立ち位置で「もうちょっとうまくいくように頑張らないと」と、気合を入れていた。


