21年東京五輪(オリンピック)銅メダルで世界ランク10位の伊藤美誠(23=スターツ)が、重要な一戦を落とした。

21年東京五輪金メダルで同3位の陳夢(29=中国)に0-3(8-11、2-11、6-11)で敗れた。通算7戦全敗となった。

今大会は24年パリ五輪(オリンピック)シングルス代表2枠を争う国内選考レースの対象外だが、中国トップ3に勝った場合は10点(準決勝以降は15点)を加算できた。伊藤は34・5点差で2番手の平野美宇(木下グループ)を追っており、10点を加算するチャンスだったが、差を詰めることはできなかった。

◆24年パリ五輪代表争い シングルス代表枠は2。約2年間の選考レースで残す大会は来年1月の全日本選手権(優勝120点など)のみ。ポイント上位2人が選出され、女子は1番手独走の早田が決定的。2枠目を2番手の平野、3番手の伊藤が争う。3人で構成する団体戦出場枠を獲得できた場合、残り1人はシングルスで選出した2人とダブルスが組め、団体戦での活躍が期待できる選手に決まる。今大会は世界ランク上位16人が出場。同上位3人以内の中国勢に勝利時のみ、五輪選考ポイントで10点(準決勝と決勝は15点)が入る。選考レース2番手の平野は出場していない。

◆パリ五輪シングルス選考ポイント上位(12月11日時点)

〈1〉早田ひな 790・5点

〈2〉平野美宇 486点

〈3〉伊藤美誠 451・5点

〈4〉木原美悠 354点

〈5〉張本美和 330・5点