パリ・オリンピック(五輪)シングルス代表選考レース3番手の伊藤美誠(23=スターツ)が、貴重な加点を逃した。東京五輪金メダルで世界ランク3位の陳夢(29=中国)に0-3と完敗した。

◆パリ五輪への道 男女とも最大3人が出場できるが、枠は未確定。来年2月16日開幕の世界選手権団体戦(釜山)で8強に入れば、団体出場権(3枠)を得る。逃せばアジア大陸予選会やシングルス世界ランキングなどで出場権確保を狙う。

国内ではシングルス代表枠2を懸けた選考レースが、来年1月28日閉幕の全日本選手権(東京体育館)まで約2年間にわたって進行中。残す選考対象大会は、同選手権(優勝120点など)のみで、他に中国トップ3選手への勝利(最大1勝15点)、Tリーグの勝利(同1勝2点)もポイントが加算される。選考レース終了時の上位2人が「シングルスおよび団体戦代表候補予定選手」となる。

女子の1人はトップ独走の早田ひなが決定的。2人目を2番手の平野美宇、3番手の伊藤が争う。残る1人の「団体戦代表候補予定選手」はシングルスで選出した2人とダブルスが組め、団体戦で活躍が期待できる選手となる。

男子も同様に五輪出場枠は未確定。シングルス代表選考レースはトップの張本智和が682・5点、2番手の戸上隼輔が509点で決定的。篠塚大登が357点で3番手につけている。