今月のジュニアグランプリ(JGP)ファイナルで日本勢初の連覇を果たした島田麻央(15=木下アカデミー)が、自己最高難度のショートプログラム(SP)で勝負に挑む。

22日のSPに向け、30分間の調整。フリー曲をかけた通しでは、トリプルアクセル(3回転半)を着氷。4回転トーループは2回転抜けたものの、その後の練習ではしっかりと降りてみせた。JGPファイナルから2週間弱。「今日の練習はあまり感覚がよくなかった」としながらも、「明日、明後日と氷になれて体もしっかり整えていきたい」と自身のリズムで本番へギアを上げていく。

今回の全日本では、初めてSPで3回転半に挑戦。「入れるからにはトリプルアクセル以外は絶対に失敗できないし、失敗したらフリーはないと思う」と、並々ならぬ決意で臨む。「まずはショートでしっかりと決められるようにしたい」と、言葉に力を込めた。

JGPファイナルのフリーでは、日本女子として初めて3回転半と4回転トーループを同時成功。「やっぱり2本成功っていうのは一番の目標だったので成功できてよかった」と自信をつけたが、慢心はない。「ノーミスの演技はまだできていないので」と、さらなる高みを見据える。

昨年はフリーで2度転倒も、202・79点を記録して3位。今年は、03年安藤美姫さん以来20年ぶりとなるジュニア選手の全日本制覇の期待もかかる。それでも、この日は世界女王坂本花織らと練習をともにし、「全日本の上位はまだまだ届かないと思う」と自己を厳しく評価する。「少しでも近づけるように自分の良い演技を」。地に足をつけ、今年の集大成に臨む。