22年ウインターカップで準優勝した女子の札幌山の手が、2回戦で日本航空石川に86-69で快勝し、初戦を突破した。司令塔のポイントガード(PG)を務める高橋優希(1年)がスピードを生かしたドライブでチーム最多の24得点をマーク。1年生ながらチームのコントロールを見事にこなし、快勝発進に大きく貢献した。

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東京体育館にスピードスターがきらめいた。1年生PGの高橋がチーム最多の24得点をマーク。第4クオーターで一時3点差まで詰め寄られたが、高橋が要所で得点を重ね、終盤で引き離した。持ち前のスピードとシュート力が発揮された試合だった。「山の手のバスケは速いバスケだと思っている」。与えられた役割を果たし、納得の表情で語った。

日本航空石川の身長185センチの留学生にゴール下を支配されたが、高橋は得点源として警戒されていたエースのフォワード谷口憂花(3年)にマークが集中したタイミングを狙ってドライブで得点を重ねた。「自分がしっかり得点しようと思って攻めた」と、身長のハンディをチャンスに変えて見せた。

千葉翔凛中3年時だった22年大会は、進学が決まっていた札幌山の手の応援席で試合を観戦した。準優勝に輝いたチームには現Wリーグ・日立の森岡ほのか(19)がいた。今夏、チーム練習に訪れた森岡にパスのタイミングやフェイクについて教えてもらった。「苦しい時でも笑顔でプレーしていたので、そこがかっこいいと思う」。森岡を目指す選手像に思い描く。

憧れだった東京体育館のコートで行われた初戦の序盤は緊張に襲われた。「手も震えていてシュートの感覚もおかしかったけど、先輩が声をかけてくれて、最後はしっかり楽しめた」。憧れの森岡が取り逃したウインターカップの優勝杯を、自分が取りにいく。「山の手の速いバスケットを展開して、笑顔で楽しみたい」。1年生ながら落ち着きとタフネスを兼ね備えるPGの躍動は止まらない。【石井翔太】

◆テレビ放送 男子決勝は29日午後1時からテレビ朝日系で、女子決勝は28日正午からBS朝日でともに生放送

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