女子は、5度目の頂点を目指す就実(岡山)が昨年準優勝の誠英(山口)を退けファイナル進出。決勝ではインターハイ、国体との3冠を狙う下北沢成徳(東京)と顔を合わせる。
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2年生たちが躍動した下北沢成徳が、高校3冠達成まであと1勝とした。リベロを除く先発6人を占め、アウトサイドヒッター(OH)のイェーモンミャは13得点、同じくOHの後藤ビビアン愛音は12得点をマーク。そして183センチのミドルブロッカー(MB)柳千嘉は、ブロック3本を含むチーム最多14得点を挙げてストレート勝ちに導いた。
それでもエースのイェーモンミャは反省を忘れず。
「個人的には『これ』というプレーができなかった。明日はもう少しできるように頑張りたい」と引き締め直した。後藤は初めて体験するセンターコートでスコアを重ねた中、「天井が高いので、トスとのタイミングを合わせるのが大変と思った。試合前にしっかり打ち合わせて入れた」と、正確なトスで試合を組み立てたセッター小山明に感謝。オポジット河俣心海、MB中田藍美の身長180センチ台の2人も、要所で存在感を発揮した。
そんな2年生たちを150センチの主将、内沢明未(3年)がまとめ上げる。先発メンバーで唯一の最上級生。リベロとして旭川実のエース笠井季璃の強打を何度も拾い、流れを渡さなかった。そして競り合いとなった第3セットも、大きな声でメンバーを鼓舞し続けるリーダーシップで引っ張った。7年ぶりの大会制覇へ「最後はみんなで笑顔で終わりたい」。チーム一丸で3冠を成し遂げる。【奥岡幹浩】


