16日に開幕する卓球の世界選手権団体戦(韓国・釜山)に出場する日本代表が8日、都内で練習を公開し、21年東京五輪で金、銀、銅メダルを獲得した伊藤美誠(23=スターツ)も参加した。今夏のパリオリンピック(五輪)でリザーブ(補欠)に回る可能性には「私は向かないかな」と言及した。
先月の全日本選手権ではシングルスで6回戦敗退。今夏のパリオリンピック(五輪)シングルス代表を逃し、今月5日に発表された団体戦要員となる3枠目からも落選していた。
この日はラケットを握ることはなく、トレーニングで調整。練習後に穏やかな表情で取材に応じた。
約2年に及んだ五輪選考レースは3位。団体戦には同4位の張本美和(15=木下アカデミー)が選ばれたが、リザーブとして帯同する可能性がある。
東京五輪で早田ひな(23=日本生命)がリザーブとしてサポートしていた姿に触れ「早田選手がすごく支えてくださった。それで私自身は頑張れた」と感謝。その上で「私はリザーブには向かないかなと思っています。なので、多分(パリ五輪に)行くことはないと思います」と淡々とした口調で続けた。
現在の心境を「選考に対してやり切った気持ちがある」と打ち明けたが「このまま終わるのはちょっと寂しい気持ちもある」と率直な思いも告白。現在の世界ランキングは早田ひなに次ぎ、日本勢2番手の10位で、今後は国際大会へ積極的に参戦する意欲を示した。
「どんどん世界ランキングを上げたい。現行制度で世界ランキング1位となることは日本で誰も成し遂げていないこと。それができたらいいなと思います。五輪などの大会とは違って一発の試合ではなく、積み重ねによるものなので」と望んだ。
日本は男女ともに、世界選手権団体戦(韓国・釜山)の8強入りで、五輪団体戦出場枠(3枠=シングルス代表2枠を含む)が確定する。


