レギュラーラウンド(RR)全勝1位のJTマーヴェラスが、24年ぶりとなるシーズン無敗の“完全優勝”に王手をかけた。

ファイナルステージ初戦の準決勝で、RR4位の埼玉上尾メディックスと対戦。3-1(25-16、23-25、25-20、25-20)で破り、3日の決勝進出を決めた。

簡単な試合ではなかった。第1セット(S)を25-16で先取する幸先良いスタートも、第2Sは苦戦。終盤にアンドレア・ドルーズのレシーブエースなど4連続得点で22-20と逆転に成功したが、そこから4連続失点するなど流れをつかみきれず、23-25で失った。

切り替えて臨んだ第3Sは、立ち上がりから5連続得点に成功。後半にブロックにかかる場面もあったが、セットポイントからドルーズがスパイクを決めて取り返した。第4S前半はビハインドを背負ったが、アタック決定率&ブロック決定本数リーグ2冠のアライジャダフニ・サンティアゴのブロックなど3連続得点で逆転。その後も確実にポイントを重ね、マッチポイントから途中出場の田中瑞稀のスパイクで勝負を決めた。

セルビア代表のサラ・ロゾを擁する埼玉上尾の強力攻撃陣を相手に、9本のブロックを決めるなど高さある守備で上回った。吉原知子監督は「ばたばたする場面もあるが、そこからの修正が成長した」と目を細めた。

史上4度目となるRR無敗を達成し、3季ぶり4度目の優勝を目指すJT。このまま無敗で制すると、第6回Vリーグ(99-00年)でNECが達成して以来の完全優勝となる。群馬・高崎アリーナで行われる決勝戦は昨季覇者NECレッドロケッツと対戦。吉原監督は「厳しい試合になる。いい準備をして最高のパフォーマンスを」と引き締めた。