自動車のF1シリーズ、レッドブルに所属する角田裕毅(24)が成績不振に陥った場合を想定し、元レッドブルのテクニカル・ディレクター(TD)が、レーシングブルズに所属するアイザック・ハジャー(20=フランス)を推しているという。スペイン紙マルカ電子版が24日に報じた。

レーシングブルズで今季をスタートした角田は、成績不振のリアム・ローソン(ニュージーランド)に代わって、第3戦の日本グランプリ(GP)からレッドブルに昇格した。これを受け、レッドブルのアドバイザーを務めるヘルムート・マルコ博士は「角田はレッドブルでシーズンを終えるだろう」と先月、今季中のドライバー変更がこれ以上はなく、角田でシーズン閉幕まで突き進むことを明言していた。

一方、かつてレッドブルのTDやハースの代表を務めたギュンター・シュタイナー氏が「角田の成績に問題があった場合、レッドブルは別のプランを検討しているはずだ」と推測しる。

同氏は、ここまでの3レースで角田があまりポイントを獲得できていないことを嘆き「このまま十分な結果を残せず、セカンドシートの変更が必要となった場合は、姉妹チームであるレーシングブルズのドライバーを後釜に据えるべきだ」とポッドキャスト「The Red Flags」で主張した。

「レッドブルは今のところ、事態を落ち着かせることを望んでいるが、トライアウト中の角田が良い結果を残せない場合、アイザック・ハジャーがレーシングブルズを離れて、後任を務めるのがいいだろう」

「角田がレーシングブルズに戻ることは、ないと思う。レッドブルに残るか、故郷に帰るか。の選択肢しかない。もしチームを離れるのであれば、ハジャーは理想的な後任候補だ」

F1で5シーズン目を過ごす角田のレッドブルとの契約は今季が最後となっており、現時点で将来は不透明な状況にある。(高橋智行通信員)