24年パリ五輪(オリンピック)銀メダルの松下知之(20=東洋大)が、初出場で表彰台に立った。

銀メダルを獲得。この日午前の予選を4分10秒39の全体トップ通過で決勝に進み、中央4レーンを泳いだ。

10代最後の日だった7月31日の200メートル個人メドレーは6位入賞。かねて「誕生日(の時期)にレースをする機会はめったにない。楽しんでいきたい」と話していた通り、20代最初の本番レース2本で結果をたぐり寄せた。

パリ五輪では競泳ニッポン唯一のメダルを獲得。立ち位置が大きく変わり、今大会では競泳の副将を担った。オーストラリアが拠点で主将の池江璃花子(横浜ゴム)と連絡を取り合い、不在だった強化合宿ではミーティングを仕切った。シンガポールへ出発前には「池江選手は自分より代表歴が5倍の、10年間戦ってきている選手。行動、チームのまとめ方は池江選手に任せきりになっていますが、競技結果は自分が自信を持って引っ張れるところ。自分は水泳の結果でチームを引っ張っていけたらと思っています」と誓っていた。

日本競泳陣は男子200メートル自由形銅メダルの村佐達也(イトマン東京)、男子200メートル平泳ぎ銀メダルの渡辺一平(トヨタ自動車)に続く3個目のメダル獲得。最終日も副将が、チームを結果で盛り上げた。