世界ランキング7位の日本が、同75位のリビアを3-0(25-20、25-17、25-12)のストレートで勝利した。

43年ぶりに世界選手権に出場した初対戦の相手に完勝。トルコ、カナダにストレートの連敗を喫し、早々に1次リーグ敗退が決まったが、今季の代表最終戦でらしさを見せた。28年ロサンゼルス五輪(オリンピック)の出場権がかかるアジア選手権が控える来季へ、この勝利をつなげる。


日 本25-20
25-17
25-12
リビア

◆試合経過

第1セット

第1セット、日本はセッター永露元稀、オポジット宮浦健人、アウトサイドヒッター高橋藍、石川祐希、ミドルブロッカーのラリー・エバデダンラリー、佐藤駿一郎、リベロ小川智大をスタメン起用。宮浦の強打や高橋のサービスエース、永露のブロックなど3連続得点で先行。エバデダンや佐藤の速攻も決まり、好調な立ち上がりを見せた。

サーブミスも重なり一時は10-11と逆転を許したが、佐藤のクイックや高橋、石川のバックアタックなどセンターからの攻撃で盛り返し、17-15。宮浦にエースも飛び出し点差を離すと、最後はセットポイントで高橋がブロックアウトを決め、25-20でセットを先取した。

リビア戦でブロックする石川(右)と佐藤。奥は高橋藍(ロイター)
リビア戦でブロックする石川(右)と佐藤。奥は高橋藍(ロイター)
リビア戦でスパイクを放つ石川(Volleyball World提供)
リビア戦でスパイクを放つ石川(Volleyball World提供)

第2セット

第2セットも同じメンバーでスタート。石川祐希のサービスエースやバックアタックなどで8-5と主導権を握った。高橋藍が再三の攻守で盛り立て、連続得点につなげた。

後半はミドルブロッカーのエバデダン・ラリーの連続アタックポイントもあり、19-14。石川も軟打で得点。23-16の場面で登場したリリーフサーバー大塚達宣がサーブで崩し、ブレークに成功。最後はオポジット宮浦健人がライトから決め、25-17でセットカウントを連取した。

スパイクを放つ宮浦(ロイター)
スパイクを放つ宮浦(ロイター)
ブロックする日本の選手ら(ロイター)
ブロックする日本の選手ら(ロイター)

第3セット

セットカウント2-0で迎えた第3セットも、ここまでと同じメンバーでスタート。ラリー・エバデダンの速攻や佐藤駿一郎のブロックなどミドルブロッカー陣の躍動で5-2とリードを取った。

その後も、佐藤や宮浦のサービスエースでブレークに成功。高橋藍にも前に落とすエースが生まれ、16-7と点差を広げた。17-9の場面では石川の強打や佐藤の速攻など4連続得点で突き放す。高橋のスパイクでマッチポイントを握ると、最後は宮浦がエースを決め25-12で勝利を収めた。

◆バレー男子日本代表主な日程&結果

【イラスト】バレー男子日本代表の世界選手権日程&結果
【イラスト】バレー男子日本代表の世界選手権日程&結果

◆バレー男子日本代表メンバー

【イラスト】バレー男子日本代表メンバー
【イラスト】バレー男子日本代表メンバー

◆代表メンバー相関図

【イラスト】一目で分かる バレーボール男子日本代表の相関図
【イラスト】一目で分かる バレーボール男子日本代表の相関図

◆関連記事

バレー日本男子、なぜランキング下位国から1セットも奪えなかったのか 負の流れ断ち切れず

バレー男子まさかの惨敗 大会前から兆候 コンビネーション精度やセンターラインの攻撃が課題

日本、まさかのストレート負けで窮地に…石川祐希「今のままでは次も苦戦する」

日本、まさかの初戦完敗…トルコに0-3のストレート負け 次戦は15日カナダ戦

【世界バレー壮行試合】石川祐希「自分たちは強くない」イタリアに敗戦 51年ぶり表彰台へ課題

【世界バレー壮行試合】日本男子、前回覇者イタリアに連敗 51年ぶり表彰台へ収穫と課題/詳細