世界ランキング5位の日本が、12日開幕の世界選手権(フィリピン・マニラ)に向けた壮行試合で前回大会覇者で同2位のイタリアに1-3で敗れた。6日の同戦に続く連敗となった。それでも、世界選手権前最後の実戦の機会で、強豪を相手に死闘を展開。51年ぶりの表彰台を目指す本番へ、収穫と課題を手にした。
【世界バレー】日本女子が15年ぶりメダルかけブラジルと3位決定戦/ライブ速報します
| 日 本 | 1 | 21-25 20-25 25-16 32-34 | 3 | イタリア |
◆試合経過
第1セット
日本はスタメンでセッター永露元稀、オポジット宮浦健人、アウトサイドヒッター高橋藍、石川祐希、ミドルブロッカー小野寺太志、佐藤駿一郎、リベロ小川智大を起用。5-5から連続被ブロックなど4連続失点で主導権を握られた。石川や宮浦のサービスエースなどで11-12と迫ったが、その後は平均身長2メートル超えの相手の多彩なアタックに苦戦。じわじわと点差を離され、19-24。途中出場のオポジット西山大翔が得点を挙げたが、最後は強打を決められ、21-25でセットを先取された。
第2セット
日本はセット頭からセッター大宅真樹、ミドルブロッカー西本圭吾を起用。序盤は高橋藍がブロックに阻まれるなど思うように攻められない展開が続き、4-10と大きくリードされた。中盤にはサービスエースを取られるなど3連続失点で、8-15。それでも、リリーフサーバー甲斐優斗のエース、西本のブロックなどで14-18とすると、高橋のエースで16-9と3点差まで追い上げる。だが、反撃もここまで。スパイクミスでセットポイントを許すと、最後はダイレクトアタックを決められ20-25。セットカウント0-2と追い込まれた。
第3セット
セットカウント0-2で迎えた第3セット、ミドルブロッカーのラリー・エバデダンを先発起用。序盤は高橋藍やエバデダンのブロックでサイドアウトの応酬に持ち込むと、7-6から宮浦健人のスパイクなど3連続得点で前に出た。その後も、西本圭吾のブロックや高橋のバックアタックで効果的に加点。19-14の場面でも宮浦の強打やリリーフサーバー甲斐優斗のサービスエースなど3連続得点でリードを広げると、最後はセットポイントでエバデダンが速攻を決め、25-16で取り返した。
第4セット
セットカウント1-2で迎えた第4セットは、前セットの勢いそのままに、宮浦健人のサービスエースで先制。宮浦の強打や高橋藍の左手スパイクなどもあり、ブレークを重ねて11-6とする。だが、サーブポイントを取られるなど中盤以降は徐々に追い上げられ、19-15から4連続失点で同点に。23-22の場面で連続被ブロックで勝ち越しを許す。その後は30点台に突入するジュースの熱戦となったが、最後は宮浦がブロックに止められ32-34で敗れた。
◆イタリア戦代表メンバー
| 位置 | 背番号 | 選手名 | 年齢 | 所属 |
|---|---|---|---|---|
| S | 9 | 大宅 真樹 | 30 | 日本製鉄堺 |
| S | 21 | 永露 元稀 | 29 | 広島T |
| OP | 4 | 宮浦 健人 | 26 | 名古屋 |
| OP | 18 | 西山 大翔 | 22 | 大阪B |
| OH | 5 | 大塚 達宣 | 24 | ミラノ |
| OH | 11 | 富田 将馬 | 28 | 大阪B |
| OH | 12 | 髙橋 藍 | 24 | サントリー |
| OH | 14 | 石川 祐希 | 29 | ペルージャ |
| OH | 15 | 甲斐 優斗 | 21 | 専大 |
| OH | 32 | 佐藤 駿一郎 | 25 | 名古屋 |
| MB | 2 | 小野寺 太志 | 29 | サントリー |
| MB | 17 | 西本 圭吾 | 26 | 広島T |
| MB | 23 | ラリー・エバデダン | 25 | 大阪B |
| L | 13 | 小川 智大 | 29 | サントリー |
| L | 20 | 山本 智大 | 30 | 大阪B |
※位置はS=セッター、OP=オポジット、OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、L=リベロ
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