スーパーラグビー(SR)の日本チーム、サンウルブズは16日、シンガポールでシャークス(南アフリカ)との今季初戦に臨み、10-45で敗れた。

日本代表の主力は国内合宿中のため不在も、立ち上がりは互角の展開。前半9分に、9月開幕のW杯に向けた日本代表候補に選ばれているCTBゲイツが相手裏へのキックからトライ。同30分までは10-10と意地を見せた。だが、スクラムからペースを握られ、前半終了間際に2トライを許した。

後半は相手の圧力を止めきれず、自陣で反則を連発。一時退場による数的不利の状況もつかれ、一気に点差を広げられた。プロップのミラー主将は「前半25分まではうまくいったが、規律が乱れ、相手の強みのセットプレーが多くなってしまった」と大敗に肩を落とした。ワールドカップ(W杯)イヤー初白星を目指すサンウルブズは、23日に東京・秩父宮で行われる次戦でワラタス(オーストラリア)と対戦する。