開幕3連勝だ!! 世界ランキング8位の日本が、同15位のサモアに38-19で勝利した。

日本は前半2分、SO田村優(キヤノン)がゴール正面のPGを決めて先制。同7分にも田村がPGを成功させて6-0とした。しかし、同9分と同15分にサモアにPGを立て続けに決められ6-6に追いつかれた。同23分には再び、田村がゴール中央35メートルからPGを決めた。同24分には、サモアのフランカーイオアネが反則で10分間の一時退場となり、数的優位に。同27分にはフランカーのリーチ主将(東芝)が相手ボールを争奪し、WTB松島幸太朗(サントリー)が快足で大きく前進して最後はCTBラファエレ(神戸製鋼)が左中間にトライ。田村がゴールを決めて16-6に。同33分にサモアにPGを決められて16-9で前半を折り返した。

後半は、4分にサモアにPGを決められた。同10分には田村がPGを成功させて19-12に。同13分にはラインアウトから一気にモールで押し込み、最後はNO8姫野和樹(トヨタ自動車)がトライ。田村のゴールも決まり、26-12と点差を広げた。しかし、同32分にサモアにトライを奪われ、ゴールも決められた。同35分には日本が敵陣深くでボールを争奪し、WTB福岡堅樹(パナソニック)が2試合連続のトライが試合を決定づけた。最後は同44分にWTB松島幸太朗(サントリー)がトライを決めてボーナスポイントを獲得。SO田村のCGも決まりノーサイド。8強入りを目指す日本は13日に1次リーグ最終戦となる同9位のスコットランドと対戦する。