大相撲の湊部屋は28日、幕下15枚目格付け出し資格を得ている有望株で、初場所(来年1月12日初日・両国国技館)で初土俵を踏む予定のアルタンホヤグ・イチンノロブ(20)=モンゴル出身=のしこ名が「逸ノ城(いちのじょう)」に決まったと明らかにした。

 部屋関係者によると、「逸」には本名と逸材の意味を絡め、相撲留学していた鳥取城北高から「城」の字をつけた。190センチ、183キロのイチンノロブは9月の全日本実業団選手権個人で優勝。幕下付け出しが承認されれば、外国人史上初の快挙となる。