大相撲の野球賭博事件で、賭博をしたと認めたのは新たに後援会のメンバーら6人を加えた計39人に上ったことが28日、捜査関係者への取材で分かった。これまで日本相撲協会の調査で、すでに解雇された元大関琴光喜関、元大嶽親方(元関脇貴闘力)ら33人の関与が判明。相撲協会広報部でも「協会で把握しているのは33人」と、新たな6人については不明だという。26日に胴元役の元力士ら4人が逮捕され、警視庁組織犯罪対策3課は客と認定した9人を近く書類送検するとともに、元琴光喜関らの立件も検討する。