<アメリカンフットボールXリーグ:富士通31-21アサヒビール>◇決勝トーナメント準決勝◇6日◇横浜スタジアム

 富士通が2年ぶり3度目の決勝へ進出を決めた。アサヒビールにFGで先制されたが、ロングパスからRB森本が8ヤードのTDランで逆転。さらにRB金が3ヤードで連続TDランを挙げるなどし、前半を17-6とリードした。後半キックオフで金の77ヤードリターンからRB進士が2ヤードを押し込んで追加点を挙げる。第4QにもRB森本がTD。アサヒビールの反撃を2TDパスに抑えて、31-21で振り切った。藤田ヘッドコーチは「後半の試合運びがまずかったが、選手は落ち着いてプレーしてくれた。特に守備が粘った」と振り返った。第1ステージで勝利している鹿島と初対決の決勝は、2年ぶり3度目となる。DL伊藤主将は「目指しているのは次でなく、その上」と、初の日本一を狙っている。