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第78回東京箱根間往復大学駅伝競走:2002年1月2日(往路)3日(復路) 早大「コーチメニュー」やめ自分で決定早大のもう1つの「改革」は自主的練習メニューだった。きっかけは昨年の箱根。10区を走る選手が遠藤コーチに「自分に合う練習をしたいんです」と申し入れした。「それでちゃんと走れた。指導者もたいしたことないな、と思ってね」。今季からコーチが作るメニュー通りの練習は、やめた。上級生を中心に調子を自己判断し、練習量を決めてきた。コーチは選手の意見を最大限に取り入れた。積極性がチームの内側からわいてきた。その結果、エース原田を筆頭に、以前よりも走る距離は増えていた。OBの瀬古利彦氏(エスビー食品監督)は「誰が、というのではなく、総合力が上がっていた」と評価した。 07年に創立125周年を迎える。スポーツ王国復活を目指し、ラグビー部、野球部とともに特別強化部に指定された。これが最初の成果だが「『古豪復活』なんて言ってもらったら困るんですよ。まだ先があるから」と遠藤コーチ。世界に通じる選手を生み出すことが、次の標的だ。 |
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