<関西学生野球:近大3-2関大>◇第7週2日目◇16日◇皇子山

 関大が近大に連敗し、30季ぶりの優勝を逃した。今カードで勝ち点を取れば24日からの最終節(わかさ)での同大の結果次第で優勝が決まったが、15日は0-2で惜敗。この日も5回までに近大に3点の先行を許し、終盤の反撃で1点差にまで詰め寄ったが、9回は近大・武内仁志(4年=倉吉北)に抑えられた。部員の不祥事で、昨秋はリーグ戦出場を辞退。グラウンド内外で復活の先頭に立ち続けた永松泰典主将(4年=明徳義塾)は「いい試合を4つ落とした。やっぱり優勝したかった。秋はいい試合を勝てるよう、もっと頑張りたい」と目頭を押さえた。