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東北第2代表はドロー再試合/社会人野球

あいさつを終え、16回を投げ抜いた摂津(中央)は天を仰いだ
あいさつを終え、16回を投げ抜いた摂津(中央)は天を仰いだ

<都市対抗野球・2次予選東北大会:TDK2-2JR東日本東北>◇7日目◇4日◇仙台市民球場◇敗者復活戦(第2代表決定戦)

 全国大会(8月29日開幕=東京ドーム)の切符をかけたTDK(秋田・にかほ市)-JR東日本東北(仙台市)戦は、規定により延長16回、2-2でドロー。代表決定戦史上初の引き分け再試合となった。TDK野田正義投手(29=東京・桜美林)が203球、JR摂津正投手(26=秋田経法大付)は214球で完投。連投の摂津は合計350球の熱投も報われなかった。再試合は5日、名取スポーツパーク愛島球場で午前10時から行われる。

 死闘に終止符は打たれなかった。あいさつを終えると摂津は、天を見上げ首を回した。「4時間を超えて新しい回に入らない」という大会規定で、16回での休戦。だが試合中同様、グッと目を見開きベンチへ下がった。まだ試合は終わっていない-と言わんばかりの形相だった。

 9回2死一塁で桂田雄巨右翼手(岐阜聖徳学園大=28)が右前打をはじき、追い付かれた。だが14回1死満塁、その桂田が右前に落ちようかという打球を「抜けたら最後」とダイビングキャッチ。二塁走者も封殺する美技を見せた。「助けられた」と摂津。昨年の第3代表決定戦は、暴投で岩手21赤べこ野球軍団に延長10回、1-2でサヨナラ負け。前日の第1代表決定戦も9回に、グリップエンドに当たった打球で決勝点を奪われた。「悪夢の終盤」が続くが気持ちを切ることはない。「(再試合も)任せられれば投げます」と2年ぶりのドームへ、3連投も辞さない覚悟だ。【清水智彦】

 [2008年7月5日12時4分 紙面から]


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