<社会人野球日本選手権・東北地区予選:七十七銀行10-0きらやかベースボールクラブ>◇3日目◇5日◇名取スポーツパーク愛島球場◇準決勝

 七十七銀行(宮城)が8回コールドの10-0で、きらやかベースボールクラブ(山形)に快勝し、本大会(11月13日~23日、京セラドーム大阪)出場に王手をかけた。8月の都市対抗から大幅に組み替えた打線が爆発。2戦連続2ケタの14安打を放ち圧倒した。

 0-1でセガサミー(東京)に初戦敗退した都市対抗から約1カ月。七十七銀行打線が絶好調だ。1回に4連打を浴びせるなど4点を先制。前日のJR秋田戦に続き14安打で10点を奪った。村瀬公三監督(41)は「都市対抗の悔しさがバットに乗り移っている」と好調の理由を話した。

 当時からスタメン6人の打順が変わった。さらに都市対抗では控えだったルーキー三浦一磨(22=東日本国際大)を3番・中堅手でスタメンに抜てき。この日も2安打を放ち2戦10打数4安打と、重責に負けず結果を残している。それでも「先輩たちが思い切りやれ-と言ってくださるので」と、あくまでも謙虚だ。

 守備に就いてのスタメン出場は今大会が初めて。昨年8月、右ひじに靱帯(じんたい)を移植する大手術を受け、リハビリに時間をかけたためだ。都市対抗はベンチ入りするも出場できなかった。大学4年時に主将で全国4強を経験した男が、主力となり全国舞台に戻るチャンス。「次も絶対に勝つ」と力を込めた。【清水智彦】