七十七銀行小林完封で本戦出場/都市対抗
<社会人野球・都市対抗東北2次予選:七十七銀行1-0TDK>◇2日◇秋田・こまちスタジアム
七十七銀行(仙台市)が1-0でTDK(にかほ市)を下し、3年連続6度目の本選出場を決めた。入行2年目の小林敦投手(23=東海大)が3安打7三振で完封。4回にDH佐藤崇史(30=明大)が適時打で挙げた1点を守り抜いた。
最後の打者を空振り三振に斬ると、小林は何度もガッツポーズを繰り出した。内野の守りの2失策もあって走者を5度背負ったが、最速147キロの直球を軸に得点を許さない。前夜は緊張のため、ほとんど寝られなかった。試合直前は吐き気を感じていた。重圧から解き放たれ「うれしいです。それしかないです」と繰り返した。
精神的な成長が、代表を決める大一番での好投を生んだ。昨年12月から宮城県庁支店の窓口業務を務める。午前は業務、午後は練習という生活に初めは苦しんだ。それでも、同僚や顧客からのエールを励みに両立してきた。村瀬公三監督(42)も「入社したばかりの選手は当てにできないんですが…。本当によくやってくれた」とたたえた。
さあ、次は8月21日からの全国舞台。8月上旬の七夕まつりが近づくと、七十七銀行は、仙台市内の支店で七夕を飾る。毎年、野球部員を応援するメッセージも書き込まれる。「社会人になって、応援してくれる人も増えた。そういう人たちのためにも頑張りたい」と小林。東京ドームのマウンドでも、天の川のように輝いてみせる。【由本裕貴】
[2009年7月3日11時0分 紙面から]
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