<アジア選手権>◇1日◇決勝リーグ◇札幌・円山球場

 大学、社会人の混成チームで臨む日本が、4-0で中国を破り4連覇に好発進した。今秋のドラフト1位候補、法大・二神一人投手(4年=高知)は6回4安打9奪三振で0封した。

 法大・二神は6回9奪三振で先発の役割を果たした。6月の全日本大学野球選手権から日米大学野球、今大会と休む間もなく投げ続けてきた。「アメリカとか中国とか、いろいろな相手と野球ができてうれしい」ととらえる。アジア各国のチェックも兼ねる大リーグ球団ら、日米20球団近いスカウトが集結した。「チームの勝ちに貢献できて良かった」と勝利を喜んだ。