<練習試合:東北福祉大2-1七十七銀行>◇6日◇仙台市・東北福祉大球場
全国大会前最後の練習試合で東北福祉大(仙台6大学)が、七十七銀行(仙台市)にサヨナラ勝ちし、2年連続23度目出場の明治神宮野球大会(14日開幕)に弾みをつけた。3年生右腕・石山泰稚(秋田・金足農)が3回をパーフェクトに抑え、先発ローテーション入りをアピール。山路哲生監督(43)はベンチ入り25人中21人を起用する総力戦で、臨戦態勢を整えた。
東北福祉大が神宮出場前の最後の実戦調整を白星で締めた。9回裏1死二塁から代打柴田憲二(1年=青森・光星学院)が敵失を誘いサヨナラ勝ち。ベンチに残ったのは2投手と控え捕手2人だけ。投手5人を含む“総力戦”に山路監督は「投手は1点もやれない緊張感の中で投げられた。誰が投げても、それなりのレベルで投げられると思う」と手応えを示した。
石山が3回を打者3人ずつに打ち取り、毎回の7奪三振。2回にはこの日最速の142キロで、5番打者を空振り三振に仕留めた。同期2人が先発の軸になる中、石山は「力まずに投げられました。(先発は)後ろにすごい投手がいっぱいいるので投げやすい。神宮でも投げたい」と全国初先発に意欲を見せた。
練習試合ながら8回無死一、二塁では、4番が送りバントするなど勝負にこだわった。この日の七十七銀行は、東北福祉大OBでもある村瀬監督の引退試合。大学で1年先輩の山路監督は「最後なので負けたら一生、勝ったといわれる。引退する選手もいたので失礼のないように戦った」と実戦モードを強調した。チームは12日に東京入り。14日の函館大との開幕戦に備える。【佐々木雄高】



