前東邦ガス監督の大塚淳人氏(49)を新監督に迎える東京6大学リーグの立大が、来春、米国キャンプを行うことが29日までに決定した。99年秋以来21季ぶりの優勝を目指し、ロサンゼルス、フレズノ、サンフランシスコの3都市を回る。昨年までは松山・坊っちゃんスタジアムでキャンプを行ってきたが、07年以来となる米国キャンプで新チームの基盤を固める。

 期間は2月22日~3月6日で、現地ではスタンフォード大、サンフランシスコ大など5試合のオープン戦を組んでいる。期間中にドジャースタジアムも視察する予定。同時期に早大が米国ロサンゼルスキャンプを行っており、ライバルとの“ニアミス”キャンプになった。

 立大は今秋5位に終わり、9季連続Bクラスと低迷が続く。27日の創部100周年記念祝賀会には巨人長嶋終身名誉監督が参加した。復活を願う周囲の期待は大きく、米国から101周年のスタートを切る。