野球だけでなく、バスケットボールも熱いんです。ヤクルト石川雅規投手(38)は地元秋田のBリーグ1部のチーム「秋田ノーザンハピネッツ」の個人サポーターを務める。

 現在ハピネッツはB1残留争いまっただ中。Jリーグのように入れ替え戦があるために、シーズンの順位を上げるために必死に戦っている。秋田の試合結果を伝え聞くと「勝ってるんだ。良かった」と胸をなで下ろし、「本当に残留できるように頑張ってほしい」とエールを送る。

 イチオシの選手は日本代表候補にもなったSG田口成浩主将(27)。泥臭いプレーを見せながら、3点シュートを決める熱いプレーヤーだ。「(中継とか)あんまり見られないけど、好きなんだよね」と活躍を願う。

 石川自身はバスケ経験はないが、能代工に代表される「バスケ王国」と呼ばれる秋田出身ゆえに気にかかる様子。ヤクルトも最下位に沈むなど苦境が続くが、秋田魂を胸に両チームの浮上を願う。【ヤクルト担当=島根純】