九産大が九共大を7-4で下し、春秋通算単独最多47度目となる3季連続優勝を決めた。走攻守そろうプロ注目の1番浦田俊輔内野手(4年=海星)が、二塁打3本の4安打1打点の活躍で貢献した。6月11日から始まる全日本大学選手権(明治神宮、東京ドーム)に挑み、初戦では九州6大学王者と対戦する。

九産大が誇る韋駄天(いだてん)リードオフマン浦田が、広角に打ち分ける自慢の打撃で優勝に導いた。歓喜の瞬間、渾身(こんしん)のガッツポーズ。胴上げで3度宙を舞い「気持ちいいです」と感激だ。昨秋から1番を任され「先頭で試合が決まる。絶対出てやるという気持ちだった」と気迫が違った。

初回からエンジン全開だった。右中間にヒットを放ち、中堅手がもたつく間に50メートル5秒8の快足を飛ばしてヘッドスライディングで二塁を陥れ、1死三塁からの先制点をお膳立て。3回は1死で左前打。5回1死一塁では相手左腕から逆方向の左中間二塁打で1死二、三塁とチャンスを広げ、一時勝ち越しとなる2番辰見大成外野手(4年=東海大福岡)の2点三塁打を呼び込んだ。6-4とした6回2死二塁から右中間に適時二塁打を放った。

昨秋、大学の日本代表候補合宿に参加して「宗山君(明大内野手)からスローイングや取り組む姿勢を学ばせてもらいました」などと多くを吸収して、大久保哲也監督(61)が「2ランクはレベルが良くなった」という成長で引っ張った。

九州6大学代表と初戦で戦う全日本大学選手権へは「福岡対決には負けられない」と燃えている。走攻守において「全部見せたい」といい、プロ注目のポテンシャルを武器に全国舞台も暴れる。【菊川光一】

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