21日に開幕する選抜高校野球大会(12日間、甲子園)に9年ぶりに出場する東海大菅生(東京)が10日、千葉市内で千葉明徳と今季初の練習試合を行った。

 投打でプロ注目の勝俣翔貴投手(2年)は「3番DH」で先発。1回1死三塁からの第1打席で、左中間に先制の適時二塁打を放ち、好調をアピールした。

 打撃では3安打を放つと、9回からはマウンドに上がり、1イニングを無失点に抑えた。試合は8-1で勝利。

 「ちゃんと投げられたのは最後の2人ぐらい。力んだところがあって、コントロールがしっかりとできなかったです」と振り返った。

 高校野球の練習試合は8日に解禁されたが、8日は卒業式、9日は雨天中止で、この日が初戦になった。