社会人野球の「わかさ生活JABA京都大会」が25日、わかさスタジアム京都などで開幕し、同球場では3試合が行われた。第3試合ではNTT西日本が三菱重工Westに5-0で快勝。ミキハウスは元巨人ドラフト1位の桜井俊貴投手(30)が東芝戦に先発し、8回2失点の力投も1-2で敗れた。シティライト岡山はパナソニックに5-3で競り勝った。大会は6日間行われ、4チームずつ4ブロックに分かれ総当たりで対戦、各ブロック1位が準決勝に進む。優勝チームは秋の日本選手権の出場権を獲得する。

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パナソニックは大卒2年目でプロ注目コンビが中継ぎで登板した。最速153キロ右腕の定本拓真投手(23=関大)は3番手で登板し1回2/3を無安打無失点。関大の2学年後輩には今秋ドラフト1位候補の金丸夢斗がおり「負けへんように一緒に頑張りたい」。7回に登板した最速152キロ左腕の小倉悠史投手(23=同大)は、逆転打を許し、1/3回を3四球2失点で敗戦投手。「準備からもっと試合に集中したい」と課題を口にした。