初出場の専大松戸(千葉)が、初戦敗退を喫した。

 プロ注目エースの原嵩投手(3年)は、5回途中までに5四死球と制球を乱して、4失点。1回は3者凡退に抑えたが、投球時の2段モーションを注意され、リズムを崩した。千葉大会では注意されなかったフォームだが、「(審判に)5~6回言われました。もう少し自分のピッチングがしたかった」と悔やんだ。

 昨年7月3日には、母昭子さん(享年50)をがんで亡くした。「負けてしまいましたが、全力でプレーできた。それは一番お母さんが喜んでくれると思う」と言った。