青森勢同士の対決を青森山田が制し、初優勝。神宮大会出場を決め、来春センバツ出場(11年ぶり2度目)を確実にした。

 エース堀岡隼人(2年)が3安打完封。打線は11安打、守備は無失策でもり立てた。8月に就任したOBの兜森崇朗(かぶともり・たかあき)監督(36)は96年の同大会でエースとして決勝進出。光星に3-6で敗れ、地域性でセンバツを逃した。見事リベンジに「あの辛い経験が私の原点。選手たちはよくやってくれた」とうれし涙を流した。