今春センバツに出場した常総学院が接戦を制し、決勝進出と4年連続19度目の関東大会出場を決めた。

 先発の背番号「10」、樫村雄大投手(3年)が8回6安打6奪三振1失点と粘投した。2度の併殺でピンチをしのぐなど、7回までスコアボードにゼロを並べた。8回、鋭く落ちるフォークが指にかかりすぎ、暴投絡みで走者をかえしたが、最少失点でこらえた。

 今大会はドラフト候補左腕、鈴木昭汰投手(3年)が左肘の違和感のため登録メンバーを外れている。樫村は「昭汰抜きでも、自分たちが抑えればチームを盛り立てられる。真っすぐで強気にいこうと思っていました」と振り返った。

 6日の決勝戦は石岡一と対戦する。