福岡工大城東が延長の末、2-1で福岡第一を下し、06年以来10年ぶり3度目の甲子園出場に王手をかけた。

 延長10回、2番の中園健斗(たけと)三塁手(3年)が1死二塁から左中間を破る人生初のサヨナラ適時二塁打。「こういう形で勝ててうれしい。泣きそうになった」。春先、不調で1年生の後輩にレギュラーを奪われかけた時期もあったが、腐ることなく練習を続け、今大会2試合目のスタメン起用に応えた。