今夏甲子園大会に出場した京都翔英硬式野球部監督の浅井敬由(あさい・けいゆ)氏が30日朝、京都・宇治市の病院で「動脈瘤(りゅう)破裂」で急死した。起床時に体調不良を覚え、自分で救急車を呼んだが、搬送先で息を引き取った。56歳だった。通夜・葬儀は愛知・名古屋市内で営まれる。

 東邦(愛知)の1番・左翼手で77年夏の甲子園大会準優勝。早大卒業後はアマチュアの監督、コーチを歴任し、昨年12月に京都翔英監督に就任。今年、学校初の夏の甲子園にチームを導いた。22日に開幕した秋季近畿大会にも出場し1回戦で智弁学園(奈良)に敗れた。