世代屈指の最速154キロ右腕、中京大中京(愛知)の高橋宏斗投手(3年)が6日、名古屋市内の同校で会見し、プロ志望届を提出することを表明した。当初は慶大進学を希望したが、AO入試で不合格となり「小さいころからの夢だった」とプロ志望に切り替えた。一問一答は以下の通り。

 

-他の大学進学は考えなかったか

高橋 最初は視野に入れていたが、自分の中で慶大でやりたい研究、やりたいものが見つかったので希望していた。それが思うような形にならなくて。

-受験勉強は人生の自分にとってどんな時間

高橋 受験に向けてきた約9カ月間は、合格、不合格にかかわらず、1人の人間として成長でき、自分自身を見直す時間にもなった。決して無駄ではなかったと思う。

-小さい頃からプロ野球は見てきたか

高橋 テレビをつけたら、その頃は地上波で、今はBSやCSが常についていたし、帰ればプロ野球の中継であったり、常に近くにある環境でした。

-プロ野球観戦は

高橋 小さいころもよく行っていた。9月3日のナゴヤドームの中日対広島戦に。福谷投手とジョンソン投手が投げ合った試合。一塁側のフィールドシートです。間近に選手を見て多くの刺激を受けました。

-ドラフトの順位にこだわりは

高橋 特にこだわりはない。

-12球団OKか

高橋 そうですね。(プロに)入れることに感謝を持ってやりたい。